整体院・治療院の集客なら|25年実績の寄り添い型マーケティング

当社の強み
サービス
LINEで相談
MEO

サイテーションは本当に必要か?MEO全体の6〜7%という事実|整体院マーケティング

この記事の結論

サイテーション対策は、MEO全体で見るとわずか6〜7%のウェイトしかありません。しかも、その効果は「情報を統一する」だけでほぼ頭打ちになります。一般的な治療院は施術料5000円前後です。施術数も限りがあります。経費配分は慎重に。もし月数時間、数万円を「巷で言われるサイテーション対策」に使う余裕があるなら、その予算を口コミ対策やホームページ改善に回した方が、はるかに大きな成果につながります。近所のライバル整体院は、実はホームページの更新も口コミの獲得も止まっています。まず、そこで圧倒的な差をつけましょう。

最近、弊社のクライアントから、こんなご相談が増えています。

「有名企業のサイトから、うちの院を紹介・言及してもらえるサイテーションをしたいんですが、ビーウェイブさんでもできますか?」

「知り合いから『サイテーションは重要だよ』と聞いたんだけど、やった方が良いですか?」

こうしたご相談、本当に多くなっています。気持ちはよく分かります。有名企業から言及されるのは、確かに魅力的です。「うちのような小さな整体院が、あの有名サイトに載る」と思えば、経営者として心が動くのは自然なことです。

でも、私はどうしてもお伝えしたいことがあります。その時間やお金を、もっと効果の出る場所に使ってほしいのです。

この記事では、業界最先端のデータをもとに、サイテーション対策の本当の重要度と、あなたが本当にやるべきことをお伝えします。

サイテーションとは何か?基本のおさらい

まず基本を確認します。

サイテーションとは、他のウェブサイトで、あなたの院の名前・住所・電話番号(NAP)が言及されることです。

例えば、以下のようなものが「サイテーション」に該当します。

・タウンページや業種別サイトに院の情報が掲載される

・地域のポータルサイトで紹介される

・大手のまとめサイトで店名が言及される

・SNS(Facebookなど)にビジネス情報が登録される

Googleは、こうした「複数の場所で言及されている情報の一致度」を、その院の信頼性の1つのシグナルとして参考にしています。

データが示す事実。サイテーションのウェイトは6〜7%

ローカルSEOの世界的な権威であるホワイトスパーク社(Whitespark)が毎年発行している「ローカルサーチランキングファクターズ(Local Search Ranking Factors)」という調査があります。

これは、世界中のローカルSEO専門家が集まり、Googleマップでの上位表示に影響する要素を分析した、業界で最も信頼されているデータです。

▼ 出典データ

Whitespark「Local Search Ranking Factors」最新版

公式URL: https://whitespark.ca/local-search-ranking-factors/

最新のデータによると、Googleマップの各シグナルの影響度は以下の通りです。

Googleマップ表示の影響度(全体100%)

① Googleビジネスプロフィール設定: 32%

② 口コミ(数・評価・新しさ・返信): 約20%

③ オンページ(ホームページ): 15%

④ 行動シグナル(電話・経路案内など): 10%

⑤ リンク(関連サイトからの被リンク): 8%

⑥ サイテーション: 約6〜7% ← ここに注目

⑦ その他(検索者の位置情報など): 約3%

💡 用語ミニ辞典|表内で使われている専門用語

■ オンページ
あなたの院のホームページそのものの要素。院名・住所の記載、症状別ページの充実度、地域名を含んだコンテンツ、スマホ対応、ページ読み込み速度など。

■ 行動シグナル
ユーザーが検索後に取る行動のこと。「電話をかける」「経路案内をタップする」「写真を閲覧する」「ホームページへ移動する」など。Googleは「実際に選ばれている院」を評価します。

■ 被リンク
他のウェブサイトから、あなたの院のホームページに向けて張られたリンクのこと。地域のポータルサイトや商工会議所などからのリンクは、信頼性の証としてGoogleから評価されます。

■ サイテーション
他のウェブサイトで、あなたの院の名前・住所・電話番号(NAP)が言及されること。リンクは含まれないケースが多いです。

つまり、サイテーションが影響するのは、MEO全体のわずか6〜7%。約93%は、他の要素で決まっているのです。

なぜ「サイテーション対策」の話をよく耳にするのか

「6〜7%しか影響ないなら、なぜ巷でこれほど『サイテーション対策』が推奨されるのか?」

当然の疑問です。理由は、こう考えられます。

・言葉が難しく、専門的なイメージがある

・有名企業からの言及は「魅力的」に見える

・「大手サイトに載る」というブランド感がある

・専門的な話に聞こえて重要そうに感じる

誤解しないでください。サイテーション自体を否定するつもりはありません。有名なポータルサイトやビジネスディレクトリへの掲載は、決して悪いものではありません。

ただし、「そこにお金と時間を使う優先順位」を考えてほしいのです。

大都市の大手はすべてやっている。でも、あなたは?

ここで、大切な視点をお伝えします。

サイテーションが「6%も影響する」場面もあります。それは、競合が全員、他の93%を完璧にやっている場合です。

例えば、こんな状況です。

大都市の大手チェーンが競合の場合

✓ ホームページは毎日更新

✓ 口コミは毎週新しく獲得

✓ Googleビジネスプロフィールは完璧設定

✓ 被リンク獲得も継続的

✓ 行動シグナルもしっかり

→ 全93%を完璧にやっている

この土俵で挑むなら、確かに残り6〜7%のサイテーションも重要になります。同じ土俵で挑むなら、細かな差の積み重ねが明暗を分けるからです。

では、あなたの院の状況はどうでしょうか?

近所のライバル院を、今すぐ見てみてください

あなたの院の商圏の、ライバル整体院を1度、丁寧にチェックしてみてください。

おそらく、こういう現状のはずです。

近所のライバル院のリアルな現状

・ホームページは半年以上更新なし

・口コミは3ヶ月新しいものが入っていない

・Googleビジネスプロフィールの写真は数枚だけ

・症状別のページも作られていない

・オーナー返信も途中で止まっている

大都市の一等地の大手チェーンと違い、地域の個人整体院で、93%を完璧にやっているところは、実は非常に稀です。

つまり、あなたが挑む土俵は、大都市の大手チェーンではなく、地域のライバル院です。この土俵では、サイテーションで6%を追う前に、口コミやホームページで圧倒的な差をつける方が、はるかに現実的で効果的なのです。

数字を段階的に見てみましょう!3つのステップで理解する

ここで、ウェイトの数字を、段階的に見ていきましょう。

物事の本質は、こうやって「段階を踏んで」見ると、はっきり見えてきます。

ステップ1|全体で見ると、こうなります

まず、先ほどご紹介した通り、全体100%で見た影響度はこうです。

Googleビジネスプロフィール設定: 32%

口コミ: 約20%

ホームページ: 15%

その他: 約26%

サイテーション: 約6〜7%

ステップ2|でも、GBP設定は「ハード」だから除いてみる

Googleビジネスプロフィールの正しい設定(32%)は、いわば「ハード=土台」です。

これは1度きちんと設定すれば、大きく手をかける必要はありません。日々の運用というより、最初にしっかり作り込むもの。

では、この「ハード」を除いた「日々の運用で影響する要素(ソフト)」だけで再計算してみましょう。

日々の運用で影響する要素(GBPを除いた実質ウェイト)

口コミ: 約32%(最大のポイント)

ホームページ: 約24%

行動シグナル: 約16%

リンク: 約13%

サイテーション: 約11%(表記統一で頭打ち)

その他: 約4%

サイテーションのウェイトは、GBPを除いても約11%止まり。しかも、これは主要サイトへの表記統一だけで頭打ちになります。

ステップ3|本質は、口コミ+ホームページで50%以上

この数字を、もう一度よく見てください。

口コミ(32%)+ホームページ(24%)

この2つだけで
全体の56%を占めています

サイテーションの11%と比べて、口コミとホームページの重要度は圧倒的です。

つまり、サイテーションで11%を追いかけるより、口コミとホームページで50%以上を取りに行く方が、はるかに賢い選択ということです。

基本の対策だけで上位表示できています

実際、弊社の会員様には、いつもこうお伝えしています。

「サイテーションは、主要サイトへの表記統一という基本の対策だけで十分です。

そのあとは、口コミとホームページに時間とお金を集中させましょう」

この方針で、多くの会員様がGoogleマップで地域上位に表示されています

派手なサイテーション対策を追加しなくても、基本を丁寧に、そして重要な対策(口コミ・ホームページ)を中心に取り組めば、それで十分に成果は出ます。

これは、弊社の営業トークではありません。実際にクライアントの院で、日々確認できている事実です。

最近のGoogleは「口コミの新しさ」を高く評価

もう1つ、重要なポイントがあります。

最近のGoogleは、口コミの「古さ」ではなく、「新しさ」を極めて高く評価しています。

例えば、5年前の口コミが100件あるA院より、
直近1ヶ月に口コミが5件入っているB院の方が、
上位に表示されやすくなっています。

これは、Googleが「今、活発に営業している院」を優先的に表示したいと考えているからです。

つまり、毎月コンスタントに新しい口コミを獲得する仕組みがあれば、それだけで大きな差がつきます。

サイテーションで最低限やるべきこと

「サイテーションはやらなくていい」と言っているわけではありません。最低限の対策は必要です。

それは、主要なサイトに、正確な情報を統一して登録することです。

登録すべき主要サイト

・Googleビジネスプロフィール

・Yahoo!プレイス

・Facebookページ

・エキテンなど地域ポータル

・自院のホームページ

絶対に守るべきルール

院名・住所・電話番号(NAP)を、一語一句、完全に一致させる。「1-2-3」と「一丁目二番地三号」のような表記のブレも避ける。これだけで、サイテーション対策としては十分成功と言えます。

この「情報統一」は、特別な対策を依頼しなくても自分でできます。数時間かければ終わる作業です。

サイテーションを増やすほど、将来の負担も増えるという事実

多くの方が知らない、サイテーションの隠れたリスクがあります。

それは、「情報変更時の負担と、古い情報が残り続けるリスク」です。

こんなことが実際に起きます

想像してみてください。あなたの院が、こんな変更をしたとします。

・電話番号を変えた

・住所を移転した

・院名を変更した

・営業時間を変えた

こういう時、数多くのサイテーションがあると、全ての掲載サイトを1つずつ修正する必要があります。

しかも、掲載されている小さなサイトは、運営者に連絡が繋がらないことも少なくありません

結果、古い情報が半永久的にネット上に掲載され続けることになります。

海外SEO業界で「ゾンビリスト」と呼ばれる問題

世界のローカルSEO業界では、この問題を「Legacy Listings(レガシーリスト)」と呼んでいます。

レガシーリストの怖さ

・修正しようとしても、運営者と連絡がつかない

・古い情報が半永久的に残り続ける

・自動的にデータが他のサイトに拡散される

・一度広がった情報を修正するのは非常に困難

Googleは「情報の不一致」を評価対象にしている

ここが最も重要です。

Googleは、あなたの院の情報が「複数のサイトで一致しているか」を評価しています。

つまり、古い情報と新しい情報が混在すると、Googleが混乱し、かえって順位が下がるリスクがあるのです。

実例|電話番号は同じで移転しただけで、順位が2年戻らなかった

海外のローカルSEO専門家が報告している実例があります。

ある業界最大手のクライアントが、電話番号は同じままで場所を移転したところ、Googleが混乱してトップ3の順位を失い、その店舗はGoogleマップの1ページ目に戻るまで2年間かかったという報告があります。

数多くのサイテーションを持つ大手だからこそ、修正が追いつかなかったのです。

また、業界データでは、情報修正の効果が現れるまで6〜12週間かかることが確認されています。

だからこそ「主要サイトの基本統一」で十分

サイテーションは、「数を増やすほど良い」という単純な話ではありません

むしろ、数を増やすほど、以下のリスクが高まります。

・将来の情報変更時の管理負担

・古い情報が残り続けるリスク

・情報の不一致によるGoogle評価の低下

・修正しても効果が現れるまで数ヶ月

だから弊社では、「主要サイトへの正確な情報の表記統一」だけで十分とお伝えしているのです。

これは、単にウェイトが低いから
という話ではありません。

将来の管理負担とリスクも考慮した上での、業界26年の経験から生まれた提案です。

そのお金と時間を、何に使うか

もし、月々数時間、月々数万円を「巷で言われるサイテーション対策」に使う予定があるなら、私はこう提案します。

その時間とお金で、口コミ獲得の仕組みづくりホームページの症状別ページ充実に投資してください。

同じ時間・数万円の使い道を比較

サイテーション対策に使う場合:
影響ウェイト 約11% → 表記統一で頭打ち

口コミ対策+ホームページに投資した場合:
影響ウェイト 約56% → 継続的に成長

→ 効果は約5倍の違い

「水の出やすい場所」で穴を掘りませんか?

経営には、「やる気」が続くかどうかも、大きな要素です。

想像してみてください。ここに、水を掘る2つの選択肢があります。

選択肢A|水の出づらい場所で穴を掘る

・確率6〜11%の場所を掘り続ける

・数十時間、数十万円をかけても水が出るか分からない

・掘っても掘っても、手応えがない

・「本当にこれで良いのか」と不安になる

選択肢B|水の出やすい場所で穴を掘る

・確率56%以上の場所を掘る

・掘るほどに、目に見えて成果が出る

・口コミが増える、患者様が来る、実感がある

・「これでいいんだ」と自信が持てる

どちらが、経営者としてやる気が続くでしょうか?

当然、選択肢Bです。成果が見える場所を掘る方が、やる気が続くのです。

口コミが1件、また1件と増えていく。ホームページのアクセスが増えていく。新しい患者様が来てくださる。この「目に見える手応え」が、経営を続ける原動力になります。

これは弊社の営業トークではありません。世界最先端のローカルSEOデータと、弊社の会員様の実績が示している事実です。

よくあるご質問

Q. 巷で言われるサイテーション対策を使うのは、絶対にダメですか?

A. 絶対にダメとは言いません。予算に余裕があり、口コミ対策・ホームページ充実がすでに完璧にできている院なら、追加でサイテーション対策に取り組むのも1つの選択肢です。ただし、これらの基本ができていない段階で、サイテーションだけに予算を投じるのは、優先順位が違うと申し上げています。

Q. 有名企業のサイトから紹介されるのは、SEOに強いのでは?

A. 有名企業からの「被リンク」があれば、確かにSEO(通常のGoogle検索)には効果があります。ただし、MEO(Googleマップ)の順位への影響は、データ上では限定的です。また、多くの「サイテーション」と呼ばれるものは「リンクなしの言及」なので、SEO効果もそれほど期待できません。もし取り組む場合は、リンクが付くかどうかを事前に確認することをおすすめします。

Q. 口コミを増やす具体的な方法は?

A. 最も効果的なのは、施術後の患者様に、丁寧に口コミ投稿をお願いすることです。QRコードやショートURLで、簡単に投稿ページに誘導できる仕組みを用意しましょう。また、投稿してくださった患者様には、必ず返信することも重要です。オーナー返信の質も、Googleの評価対象になっています。

Q. ホームページの症状別ページって、何を書けばいいですか?

A. 「腰痛」「肩こり」「骨盤矯正」など、対応している症状ごとに、独立したページを作ります。各ページには、症状の説明、原因、あなたの院での対応方法、来院された方の体験談などを、できるだけ詳しく記載します。地域名も自然に含めましょう。1ページ1,500〜2,000文字を目安に、継続的に増やしていくのが理想です。

Q. Instagramだけで集客は難しいのでしょうか?

A. Instagramは有効なツールですが、それ「だけ」で集客するのは難しいと考えています。ホームページは、あなたの院の情報を集約する「本部」です。SNSは、そこへの入り口の1つ。ホームページなしでSNSだけの運用は、長期的にはリスクが高くなります。Googleが評価する「オンページ」の要素も、ホームページがあってこそです。

あなたの努力の方向を、間違えないでほしい

サイテーション対策について、改めて整理します。

サイテーションのMEO全体への影響は約6〜7%。GBP設定を除いても、実質約11%です。しかも、その効果は「情報統一」でほぼ頭打ちになります。主要サイトに正確な情報を登録するだけで、対策としては十分です。

大都市の大手チェーンのように、他の93%を完璧にやっている競合に挑むなら、確かに6%も大きな差になります。しかし、あなたが挑む相手は、地域のライバル整体院です。その多くは、ホームページも口コミも止まっているのが現実です。

まずは口コミ(32%)とホームページ(24%)で、圧倒的な差をつけてください。この2つで全体の56%を占めています。ここに時間とお金を集中させることが、最も確実に成果につながる道です。

有名企業から言及されるという「魅力」に、心が動くのは自然なことです。でも、あなたの大切なお金と時間を、本当に効果の出る場所に使ってほしい。それが、私が26年、3,000院を見てきて、心からお伝えしたいことです。

「水の出ない土地を、確率6%だと信じて、掘り続ける必要はありません。

本来、水はすぐ隣に出ているのです。」

— 整体院経営戦略研究所 代表 横山一彦

beewave代表 横山一彦

先生方の困ったを一緒に考える、伴走型サポーター。社歴26年。 業界専門誌「カイロタイムズ」での連載執筆も担当。治療院経営に真剣に向き合い続けています。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

PAGE TOP